院長ブログ
インプラント+矯正+オールセラミックの症例~50代男性~
前回4月4日に投稿した患者様同様、一口腔単位で治療を行なった例になります。
部分入れ歯をインプラントに変え、歯科矯正をした後に保険の銀の被せ物をオールセラミッククラウン変えました。
この方は、20年前に入れた部分入れ歯の支え(親知らず)が虫歯になって抜歯の適用になりました。
支えになっている歯が、手前は小臼歯2本、奥側は親知らず1本だったため、後ろの支えを失うことになります。
抜歯後は、
- 部分入れ歯の場合
今までよりは支えが減るため安定度が落ちる
それをカバーするために入れ歯の大きさが大きくなる
手前2本に対する噛み合わせ的な負担が大きくなり将来的にこの2本が抜歯になるリスクが上がる - インプラントの場合
噛み合わせ的な安定度は入れ歯よりも良い
手前2本に対する噛み合わせ的な負担は、インプラント部分でもしっかりサポートできるので、最小限である
外科的なリスクがある
を比べて検討・ご相談をし、自分の歯を守ることにも繋がるので、インプラント治療を選択しました。
インプラント治療をきっかけに、計画的に少しずつ、全顎的な噛み合わせ・一部の根管治療・審美面を時間をかけて改善しました。
POINT
全顎的に課題がある方の場合
- 一度の機会に全部直してしまう
- 段階的に、少しずつ直していく
の2つをご提案できることがあります。
この方は、噛み合わせ的な課題を改善しておけば、将来的に部分的な問題が起きた時は、最小限の治療で済むように上記2に基づいて治療計画を立てています。
特に、神経の治療の経過をみていくと、レントゲン的には歯根の先端に黒い影が見えることがあります。
こちらについては、症状・治療の効果などの点からも、どの時期に治療を行うべきか、もしくは行わないべきかを検討します。
(歯の状態によっては、治療として介入する時期が早かったために、早期に抜歯に至ることもあります)
こちらの方は、メンテナンスにいらしていただきながら、部分的な治療が必要な時期になったら、お伝えすることになってります。
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