院長ブログ
P.G.I.(Practical Gnathology Institute)とは
- 2019年11月24日
- 院長日記
1984年、寿谷一先生(すや・はじめ)は、顎関節・筋・咬合の調和がとれた状態をゴールとする総合的歯科診療を確立しましたが、
そのフィロソフィーに基づいた咬合学の研究機関として設立されました。
現在は、西川洋二先生が代表を務めています。
その理念は、歯科治療を「歯だけ診るのでなく、顎生理学、咬合学に基づいて、咀嚼機能全体を研究し、実際の歯科治療を行う」ということです。
所属するメンバーは、その理念に基づき、歯科のあらゆる分野で世界的な知識と技術を習得しつつ、日々の診療を行っています。
寿谷一先生は、東京歯科大学を卒業後、ロマリンダ大学などで研鑽を積み、東京都目白で開業する傍ら、東京歯科大学、ロマリンダ大学で客員教授を勤められました。
多くの功績をあげられましたが、その中の幾つかをご紹介すると、
- アメリカで最も歴史と権威のあるThe American Academy of Restorative Dentistry の東洋人初の正会員と認定されました。
- 史上最年少で承認 ・世界で最先端の矯正テクニックであるコルチコトミー併用矯正(スピード矯正)の理論を、世界ではじめて実践的な全体矯正の画期的理論として発表 しました。
- パナデント咬合器と周辺機器の開発:口腔内の咬合状態と歯の模型との関係を再現し、幾つかのパーツを組み合わせることで、咬合診療・矯正治療・審美歯科治療など全ての歯科治療において、診断と直結した臨床ができるようになりました。
- 顎関節の規格レントゲン装置の開発(サジタリウス3000):規格化されたレントゲン撮影を可能にし、そこから集められた多くのデータから臨床に応用できる基準値を導き出したので、見えなかった部位の可視化によって、咬合と顎関節の関連を考慮した診療の精度が高まるようになりました。
- インプラントとインプラントガイドの開発を行いました。
など、ここに挙げた他にも、多くの咬み合わせに関する理論・機器を発表・開発しました。
今となっても、それらの機器は、当クリニックでも診療には、必要不可欠なものになっています。
私は、歯科医師になって25年になりますが、経験年数が増えて、難症例に携わることが多くなればなるほど、寿谷先生が35年以上も前に行っていた診療が、現在でも最先端・最良であると日々実感し、臨床で実践しています。
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