院長ブログ
補綴治療・セラミックへの想いを実現化してくれる歯科技工士
- 2019年12月2日
- 院長日記
クリニック内の歯科技工士と、外部の歯科技工士の役割は、それぞれ違っていますが、どちらも大切です。
良質なセラミックなどの歯科技工物を作製するには、歯科医師は、綺麗に歯の型取りをする前に、口腔内で起きている問題を仮歯などで調整を行い、咬合や歯周病・審美などきちんと解決しておく必要があります。
そのためには、咬み合わせ・審美などの診査・診断に、クリニック内での歯科技工作業はとても重要になります。
(もし、この過程がなかったら良質な治療は難しいと思います。)
クリニック内では、歯科技工士である井澤美穂が、診療に直接携われるので、上記の診断系のことを全て行い、最終的な外部の技工所への重要な橋渡し役割を担っています。
そして、クリニック内の技工士と協力しながら、歯科医師による仮歯の調整が終わった段階で、ようやく、外部の歯科技工士にセラミック作製の依頼ができるのです。
当クリニックでは、セラミックについては、現在、二つの歯科技工所での作製をお願いしています。
- 内海賢二氏
1999年からスイスに渡り、世界でも有数の歯科技工士であるWilli Geller氏に師事。
師のもとで、3年間の研修を積んで帰国、2003年に、Oral design Ken を開業し、日夜、セラミックを作製しながらも、講演活動も行い、現在でも毎年、Willi Geller氏を訪問し、研修を継続しています。
Willi Geller氏が作った世界的トップレベルのセラミストだけで構成されているoral design というグループのメンバーとして認められた数少ない歯科技工士の一人です。
- 大畠一成氏
1985年にドイツに渡り、Ztm. Horst Gruendler氏に師事、1992年に、日本人として初のマイスター称号を取得。
デュッセルドルフ大学ディートリヒス助教授と共同研究も行い、1999年に帰国。
2000年、Dental Labor GROSSを開設し、ドイツ技術とその斬新な発想を融合した新しい日本独自の歯科技工学の構築、発展に寄与しています。 2017年にシルバーマイスター授与。
ラボの主任技工士である髙瀬 直氏は、第15回歯型彫刻コンテスト「ほるほる」で、最優秀賞受賞し、現在も数多くの講演活動もしています。
当クリニックの補綴治療は、歯科医師だけでなく、このような歯科技工士によって支えられているのです。
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