院長紹介

院長・福島一隆の履歴書

私は、自分自身を高めることで、1人でも多くの方のお役に立ちたいという気持ちで、 私のこれまで、下記に書いた以外にも様々な研修に参加し、知識と技術を研鑽してきました。

• UCLAのインプラントCEDコース受講、スイスのピラミッドクリニックにて外科矯正の研修、ニューヨーク大学インプラントCDEコース修了、ブカレスト大学医学部インプラント科ディプロマ取得、コロンビア大学 DCE インプラントコース 修了。
• 日本顎咬合学会、日本歯科審美学会、日本口腔インプラント学会でインプラントに関しての講演。
• 台北での国際的なインプラントシンポジウムにてインプラントに関しての講演。
• ハーバード大学でインプラント・スピード矯正（コルチコトミー）についての症例報告。
• PGI-clubにてコルチコトミー併用スピード矯正の講演。スピード矯正研究会にてコルチコトミー併用スピード矯正の講演。

そのきっかけは、「母の奥歯にインプラントを入れてあげたい！」という想いでした。
そして1998年に、人生で初めてのインプラント手術を母に行いました。

無事に手術は成功し、そのインプラントの上にセラミックの歯を入れることができました。

ですが、その喜びよりも、
同級生からも私の実力のなさを指摘され、私自身もそのことを実感し、消えてしまいたいぐらいすごく恥ずかしくて・悔しい気持ちと、 「もっともっと、上手になりたい！」「もっともっと、色々な事を知りたい！」「日本で一番良い歯科医師になりたい！」 という内面から湧き上がる熱くて・強い気持ちを感じたことを今でも覚えています。

それからは、噛み合わせ・顎関節・インプラント・歯周病・審美・口腔外科・予防歯科・歯科技工などを国内外問わず、多い時は毎週、学びに行きました。

実は、学び始めて２年ぐらいして、父親にインプラント、被せ物の再治療などを含めた全顎的な治療を行うことがありました。
当時、インプラントのオペには自信がついてきた時期でしたが、噛み合わせについては、 難しい症例になると自信を持って治療を行えるまでには至っていませんでした。
１０年以上前に、父は他界しましたが、「今だったら、もっと良い治療ができたのでは」と思うことがあります。

母へのインプラント治療から、あっという間に２５年以上が経過しました。
有り難いことに、今でもインプラントは口腔内で母の役に立っている様です。

３０年の臨床経験と学んできた事を通じて、現在の自分が到達した歯科診療は以下のようになります。

• ①私たちにとっての噛み合わせ治療は、顎関節・筋・セラミック治療・インプラント治療・矯正治療が含まれた総合的な治療で、 根本的な部分は同じであっても、完全に単一的な治療ゴールは存在せず、微妙に他の方には当てはまらない一人一人に違った治療のゴールがありました。
• ②そして、歯を支える歯肉・歯槽骨には、歯周病治療によって炎症がコントロールされた歯肉が必要です。
• ③これらによって得られた口腔内環境を長期的に安定した状態を保つためには、全身的なことまで考慮した予防歯科が効果的です。

今は、子供の頃からお手伝いすることで、一生歯で困る人がいなくなる未来を作りたいというビジョンを持っていて、 そのための勉強・研究をしています。

そして、ご縁ある方のお役に立ちながら、その延長線上で、 私が描いたビジョンを実現することに共感してくれたメンバーと一緒に歩んでいきたいと思っています。

これからもよろしくお願い申し上げます。